天文学教室の柏川伸成教授らの研究グループは、銀河GN-z11から3本の紫外線輝線を検出し、この銀河が134億年かなたにある銀河であることを確定しました。この銀河は、これまでハッブル望遠鏡の観測によって、非常に遠方にある銀河ではないかと言われていましたが、正確な距離は測定されていませんでした。今回の観測結果でこの銀河が赤方偏移10.957であることが初めてわかり、人類が目にした最遠方の銀河であることが確定されました。